ブラのパーツって色々あるんです。種類や構造を学んでブラ選びに役立ててみて

ブラのパーツって色々あるんです。種類や構造を学んでブラ選びに役立ててみて

みなさんこんにちは!
今回のテーマは、ブラのパーツとその役割について。ブラは様々なパーツを組み合わせてできていますが、どのようなパーツがあるのか改めて各名称や役割をおさらいしてみましょう。

それぞれを掘り下げると、ひとつのパーツにもいくつかタイプがあったりと初めて知ることも多いはず。

  1. カップ
  2. カップ上辺
  3. フロント台
  4. 前中心
  5. サイド
  6. サイドボーン
  7. バック
  8. ホック
  9. ストラップ
  10. アジャスター
  11. ワイヤー
  12. パッド
  13. パッドポケット

と、たっぷり13のパーツについて見ていきましょう!

 

1、カップ

みなさんもよくご存知のバストを覆う部分のこと。バストをどれくらい覆うかの違いによっていくつかタイプがあり、その中でも1/2カップ3/4カップフルカップの3タイプが一般的です。

◎1/2カップ


ハーフカップと呼ぶことも。バストの半分を覆い、バストを下から支えてボリュームを上へ持ち上げます。パーティや肩出しアウターの時に活躍!肩出しアウターにはチューブトップブラを合わせる方も多いかと思いますが、よりバストをしっかり安定させキレイに見せたい方はこちらがおすすめなんです。

例えば、肩を出すデザインが多いウエディングドレスも、ブラは一般的に1/2カップが使われる事が多いんですよ。

◎3/4カップ


その名の通りバストの3/4を覆うタイプ。日本のブラでは一番多く作られているので、ブラといったらまずこの形を想像する人が多いかも。
1/2カップよりもバストの脇部分を覆ってくれ、脇から寄せて谷間を作ったり、更に脇を高くすることで補整力をアップさせたりと、1/2カップよりもバストメイク力が高いのが特徴です。

◎フルカップ



バスト全体を覆うタイプ。バスト全体をしっかり包んで着用でき、しっかりした安定感がポイント。特に大きなバストの方や、バストの位置が下がって見えてしまう方におすすめ。自分の体型や着用シーンに合わせてカップのタイプも変えてみてくださいね。

2、カップ上辺


カップの上曲線部分のこと。あまり意識しない部位かと思いますが、曲線の形でブラがバストに沿いやすくなったり、くい込みやすくなったり…と、とても重要なラインなんです。カップのタイプだけでなく、カップ上辺も自分に合ったものを見つけることが大切◎


3、フロント台



正面から見た時にカップの下にある、土台となる部分。ここが伸びない素材だとバストをしっかり固定し安定します。逆に伸びる素材だと締めつけが少なく、ラクに着けられるのが特徴。フロント台の丈が長いと安定感が増したり補整力がアップするので、ブラを選ぶ際に注目してみて。


4、前中心



フロント台の中心部分のこと。フロント台の中でも細かく分けられるんです。この部分の位置が通常よりも低いとワイヤーが肌に食い込みにくく、バストがキレイにフロントに集まってキレイな谷間が作れます。
逆に、位置が通常よりも高いと胸がすっぽり覆われるのでバストが安定しますよ。

5、サイド



サイドは脇部分のこと。フロント台と同様、伸縮性がどれくらいあるかによって安定感が増したり、ラクな着け心地になったりと違いが出ます。ブラの締めつけ感が苦手な人は伸縮性のある素材のものを、しっかり目にフィットさせたい人はあまり伸びない素材のものを選んで手に取ってみて。

6、サイドボーン



脇に流れがちなバストのお肉を逃がさずキープしてくれる頼もしい存在。素材はフィルムや金属など様々で、長さや太さ、厚みや硬さも色々とあります。一般的にはフィルムでできた“フィルムボーン”を使うことが多いですが、素材のパワーに合わせて硬さを選ぶことも。
硬い物や長い物、幅の太い物にする事で補整力が高まります。補整力を重視する場合はサイドボーンにもこだわって選ぶといいかも。逆に、ラクな着け心地のブラならあえてボーンを使わない事もありますよ。

7、バック


サイドパーツから後ろについた部分のこと。(背中にあたる部分)ブラの位置を安定させ、バストの位置をキープさせる役割があります。バックの幅が広かったり、生地のパワーが強かったりすることで安定感が増しますが、この部分がキツイと体に食い込んで跡がついたり、苦しかったりすることも。

逆にゆるいと安定しないため、せっかくブラをしていてもバスト全体をしっかり包んで着用でき、しっかりした安定感がポイント。ブラを身に着けるためだけのパーツではなく、実はかなり重要で、つくり手としてはこだわりたいパーツの1つなんです。

8、ホック

バックの左右をつなぐパーツ。アンダーサイズの調整機能もあり、特に皆さんにも馴染みのあるパーツかも?縦の幅が広いほど安定感が増し、細ければ圧迫感が少なく繊細で華奢な見え方に。

あまり差がわかりにくいかもしれませんが、19mm25mm32mm38mm57mmなど実は色々な幅があるんです。
バストをしっかり安定させるため、グラマープリンセスでは基本的に幅の広い物を使用。 金具は横に並ぶ数が多くなれば、その分アンダーサイズの調節幅が広がります。 基本的に調整は1cm刻みでできるようになっていて、3つの金具があれば真ん中がアンダー表記のサイズとなるので、両サイドを使えば±1cmで調整できるということ。

生理の時にサイズが変化したり、食べすぎて苦しい時などもあると思うので、調整できる金具が多いものを選ぶと何かと便利ですよ。
※フロントで留めるフロントホックタイプのブラもあり、こちらはバックホックと比べて着脱が簡単なのが特徴です。

9、ストラップ


こちらもよく聞くパーツかも。別名肩ひもともいい、カップを支えてバストが下がらないようにしてくれます。こちらも幅が様々あり、幅が広いとキープ力が増して安定し肩への負担を和らげてくれるので、グラマープリンセスやカップサイズの大きいものは小さいサイズよりもストラップ幅を太く設定しています。

10、アジャスター


ストラップの長さを調整するものと、ブラとストラップをつなぐ役割をするパーツのこと。8カン〇カンZカンがベーシックなタイプ。
Zカンはストラップが外せる為、ストラップなしで着けたい時やストラップを付け替えたい時に便利です。細かいパーツですが、ブラ選びの際にここも忘れずにチェックすると後になって「困った…」という事態が防げるかも。

11、ワイヤー


カップの下の曲線部分(バージスライン)に合わせて入っているパーツ。こちらも馴染み深いですよね。ワイヤーはバストをしっかり支えてキープしてくれる役割があり、種類や形は様々で、用途やカップの形により使い分けています。

その中でも一般的なのは金属で出来た“ミディアムワイヤー”。金具のワイヤーが硬くて痛いと感じる場合は、柔らかい“ソフトワイヤー”や樹脂で出来た“樹脂ワイヤーが入っているものを使ってみるのがおすすめ。グラマープリンセスでは大きいバストをしっかり支え、バストの重みに耐えられるハードワイヤーをあえて使っています。
しかし、「ワイヤーの先端が当たる」「ワイヤーが痛い」といった事態になるべくならないようにワイヤーの先端を外向きにそらせるなどの工夫も。
ワイヤーは様々な工夫が出来るので、安定感を保ちながらも快適に着けられるように努めています(^^)

12、パッド


こちらもよく知っているパーツですよね。パッドはカップのボリューム調整や形を整える役割があります。形や素材は用途、カップの形に合わせて様々で、レモン型マンボウ型丸型などたくさんあるのはご存知ですか?

素材は、カップにも使われる、繊維同士を絡み合わせた不織布やスポンジ状のウレタン素材を使うのが一般的。不織布は軽く通気性が良いのでムレにくく、ウレタンは部分的に厚さを細かく調整できる点が嬉しいポイント。

例えばスマートラインブラはマンボウ型、定番ワイヤーブラはレモン型のパッドを使用しており、リラクシーナブラはウレタン素材を採用しているので参考にしてみてくださいね。

13、パッドポケット


名前の通り、パッドを収納するポケットのことを指します。パッドの挿入口は真ん中カップサイドカップ上辺などカップとパッドの形状により異なり、このパーツも様々な素材が使われているんです。それはパッドポケットがバストに特に密着するため。肌に密着する部分はなるべく快適につけられるように使用する素材にこだわっています。

例えば、肌にやさしい綿素材サラサラ触感のメッシュ素材肌触りが気持ちのよい微起毛素材などがあります。好みの肌触りを探すのはもちろん、着用する季節によって違う素材のブラを使ってみるのもおすすめ!

いかがでしたか?想像していたよりもブラは多くのパーツでつくられていて、それぞれ形や素材も色々あることを知っていただけたのではないでしょうか。
全部が希望通りのアイテムを見つけるのはなかなか難しいかもしれませんが、着用シーンなどによって重要視するパーツを変えてブラ選びしてみてくださいね。

 

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