ランジェリー選びは素材も重視したい!天然繊維と化学繊維について学んでみよう

ランジェリー選びは素材も重視したい!天然繊維と化学繊維について学んでみよう

みなさんこんにちは!突然ですが、みなさんはランジェリーを選ぶ際のこだわりはありますか?色や形、柄など「これいいかも!」と思うポイントはいくつかあるのではないかな〜と思いますが、そのうちの1つに素材を挙げる人も多いのではないでしょうか。

実際、素材は肌触りやランジェリーの機能にも関わってくるので重要視していただきたいポイント。ということで、今回はグラマープリンセスでランジェリーによく使っている素材についてお話ししていきます💡

素材はとても大きく分けると天然繊維化学繊維に分かれており、その中でもよく使うのが綿ポリエステルナイロンポリウレタン
綿は天然繊維ポリエステル、ナイロン、ポリウレタンは化学繊維に属しています。化学繊維と聞くとあまり良い印象をもたない人も多いかも。
しかし、実際に現代の衣類の約8割は化学繊維の中に属している合成繊維でできています。(お洗濯をする際に洗濯絵表示を見ることも多いと思うので、「確かに!」「知ってるよ〜」と思った人も多いのではないでしょうか(^^))

その合成繊維の中でも中心的なものが“ポリエステル”で、次いで“ナイロン”が挙げられます。
まず、ポリエステルの特徴は①軽くて丈夫②シワになりにくいといったところ。分かりやすい物でいうと形状記憶シャツなんかに使われています。

毎日のように身につけるブラやショーツも着用頻度が高く負荷もかかりやすい為、強度のあるポリエステル繊維を使った素材がよく使われる、という訳です。

他にもポリエステルは③吸湿性が低く早く乾くといった性質があります。濡れてもすぐ乾いてカビや湿気に強いので、汗の影響を受けやすいブラやショーツには頼もしい存在なんです。
つまり、汗っかきさんなど、肌に感じるベタつきをなるべく減らしたい場合はポリエステル素材のブラやショーツがおすすめなんです◎

続いてはナイロンについて。
ナイロン①伸縮性に優れ②ポリエステルよりも柔らかいのが特徴。ポリエステル同様、吸湿性が低いので早く乾きやすいのですが、どちらかというとポリエステルの方が優勢です。柔らかく伸縮性に優れているのでブラやショーツに適していますが、その分シワになりやすく熱に弱いのがデメリット。

速乾性も大事だけれど、それよりも伸縮性や肌あたりの柔らかさを重視する人はナイロン素材のランジェリーを選んでみると良いかもしれません。

続いては綿について。

綿は先ほどお話ししたように天然繊維。先ほどのポリエステルやナイロンとは逆で①吸湿性が高く、汗などの水分をしっかり吸収してくれるので下着や肌着に最適と言われる素材。

その一方で、しっかり吸収してくれる分乾きにくいというのがデメリットのため、夏場や汗っかきさんはベタつきを感じることもあるかも…!ベタつき感のなさを重視するか、しっかり吸収してくれる方を重視するかでランジェリーの選び方が変わってきますね。

ブラやショーツはポリエステルやナイロンに、インナーは綿にするなど、自分好みの組み合わせを見つけてみてもいいかも♪ 

また、綿はポリウレタンやナイロンよりも摩擦に弱いという面がありますが、繊維の先端が丸くなっているので②化学繊維と比べて肌ざわりが良くなめらかな風合いという特徴も。

そのため、敏感肌で肌が荒れてしまう方やアトピーの方などにおすすめの素材なんです。さらに、綿をズームアップして見てみると中心が空洞になっており、夏は水分を吸収して外に発散するのでその時に体温を奪う事で涼しく、冬には空気を含む事で外に熱が出るのを防いでくれて温かいといった、季節ごとに違ったメリットを発揮してくれるのも忘れてはいけないポイント。

どの素材もメリット・デメリットがあるのでなかなか1つに絞りきれませんが、季節やシーンごとに使い分けられると良いですね♡

続いては「どの素材がどこに使われていて、その部分に使われているのはなぜか?」といった素材のこだわりを見ていきましょう!

まずは、ポリエステルナイロンについて。ポリエステルやナイロンは「パワーネット」「ポリエステルベア天竺」と呼ばれる素材としてよく使っています。
パワーネットとは、安定した着用感としっかりとしたフィット感がほしい時に使用する素材。

商品の多くはパワーネットを使用しており、主にブラやショーツのバック、補整商品に使うことで安定した着用感としっかりとしたフィット感を実現してくれます。

ポリエステルベア天竺とは、軽さや肌へのやさしいフィット感を求める時、速乾性を求める時に使う素材。

グラマープリンセスの夏にリリースするブラやショーツによく使用しています。 続いては綿について。綿は「綿ベア天竺」「綿天竺」といった素材を使用。

先ほどもお話ししたように綿は肌あたりが優しい素材なので、その特徴を活かした使い方をよくしています。綿ベア天竺は肌あたりの優しさや肌へのやさしいフィット感を求める時に使う素材。

例えば、おやすみ用のブラや盛れる・寄せる綿ブラ、ワイヤーブラキャミなどなど、様々なシーンで活躍しています
綿天竺も綿ベア天竺同様に肌あたりがやさしいため、カップ裏側やショーツマチの裏側など、デリケートゾーンに触れる部分に多く使用。
大きくブラやショーツごとに使っている素材が違うだけでなく、1つのパーツでも細かく素材が分かれていることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

以前、ブラのパーツを細かく分けて解説したブログをアップしましたが、それと照らし合わせて読んでいただくとより理解を深めていただけるかもしれません。
⇨ブラのパーツ解説ブログはこちらから

後半はかなり専門的なお話になってしまいましたが、いかがでしたか?
素材の特徴がわかったらランジェリー選びもさらに楽しくなるはず。ぜひ今後の参考にしてみてくださいね。

 

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